拙著「 WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
Windows 7 RCをWindows VistaやMacOSXなどの上で動作させる(その1)
5月7日に、 Windows 7 RCの日本語版が公開されました。
「仮想マシン」を使うと、Windows 7 RCをWindows VistaやMacOS Xの上で動作させることができます。
今日は、仮想マシンのソフトである「 VirtualBox」のインストールと、Windows 7 RCインストール用の仮想マシンを作る手順を紹介します。
1.VirtualBoxについて
Windows 7 RCをすでにダウンロードされた方も多いことでしょう。
ただ、「ダウンロードしてみたものの、どこにインストールしようか」とお悩みの方も、多いのではないでしょうか。
仕事等で使っているマシンをWindows 7 RCにアップグレードすると、トラブルがあったときに面倒です。
かといって、Windows 7 RC用に、わざわざマシンを用意できる人は、そう多くはないでしょう。
このような方は、「仮想マシン」を使って、Windows 7 RCをインストールしてみてはどうでしょうか。
仮想マシンを使えば、既存のWindows VistaやMacOS X等の環境の上に、仮想的なAT互換機環境を作って、そこにWindows 7 RCをインストールすることができます。
仮想マシンのソフトはいろいろありますが、個人なら無償で使えるソフトとして、Sunの「 VirtualBox」があります。
VirtualBoxは、Windows XP/Vistaや、MacOS X、Linuxなどに対応した仮想マシンソフトです。
また、VirtualBoxで作成した仮想マシンには、Windows 7 RCをはじめとして、AT互換機用のさまざまなOSをインストールすることができます。
ただし、仮想マシンには、OSが動作するのに必要なメモリを割り当てる必要があります。
そのため、お手持ちのパソコンに十分なメモリを搭載していないと、動作がかなり重くなると思われます。
また、お手持ちのパソコンのCPUが仮想化に対応していない場合も、動作がかなり重くなると思われます。
2.VirtualBoxのインストール
VirtualBoxは、以下のページでダウンロードすることができます。
現在お使いのOSに合ったVirtualBoxをダウンロードします。
VirtualBoxのダウンロード
Windowsの場合は、ダウンロードしたファイルを実行して、画面の指示に沿ってインストールを進めます。
また、MacOS Xの場合、ダウンロードが終わるとディスクイメージがマウントされます。
その中のインストールプログラムのアイコンをダブルクリックして、画面の指示に沿ってインストールします。
3.Windows 7 RC用の仮想マシンの作成
Windows 7 RC用の仮想マシンは、以下の手順で作成します。
VirtualBoxを起動します。
Windows Vistaでは、スタートボタン→すべてのプログラム→Sun xVM VirtualBox→VirtualBoxの順にメニューを選びます。
また、MacOS Xでは、アプリケーションフォルダのVirtualBoxのアイコンをダブルクリックします。
Virtual Boxが起動したら、ウィンドウ左上の方にある「新規」ボタンをクリックします。
OSの種類を指定します。
「名前」欄に「Windows 7 RC」などと入力します。
また、「OSタイプ」の「オペレーティングシステム」で「Microsoft Windows」を選び、「バージョン」で「Windows 7」を選びます。