70カ国・地域の代表が広宣流布大誓堂に集い 「創価学会会憲」署名式
「三代会長」の精神を根幹に世界広布の大誓願へ飛翔
本年9月に制定された「創価学会会憲」への賛同と、世界広布への師弟の誓願の意義を込めた署名式が、10日正午前から東京・信濃町の広宣流布大誓堂・三代会長記念会議場で行われた。また同日午前、世界広布のリーダーである「教師」「准教師」の任命式が大誓堂で開催された。これには原田会長、長谷川理事長をはじめ、SGI(創価学会インタナショナル)秋季研修会で来日中の70カ国・地域の代表280人が参加した。
初代会長・牧口常三郎先生。第2代会長・戸田城聖先生。そして、第3代会長・池田大作先生――。
創価三代の肖像が厳然と見守るなか、「創価学会会憲署名式」は厳かに挙行された。
「創価学会会憲」は世界教団たる学会の根本規範であり、「広宣流布の永遠の師匠」である三代会長の指導および精神を根幹とし、それを正しく継承・発展させていくための規範を明文化したものである。9月1日に創価学会の総務会で可決し、SGI常任理事会・理事会の合同会議で承認された。今月18日から施行される。
署名式で原田会長は、こうした会憲の意義を確認。池田先生の弟子である私たちが学会を未来永劫に厳護し、世界広布を断じて成し遂げるとの誓願に生き抜くことが、その精神を厳守することであると強調し、「師弟」こそが我らの永遠の根幹である、と訴えた。
また、大誓堂に設置された「広宣流布 誓願の碑」に言及。
「日蓮大聖人に直結し創価三代に連なる宝友が異体同心の団結で、末法万年にわたる『広宣流布』即『世界平和』の潮流をいよいよ高めゆかんことを、ここに強く念願するものなり」との池田先生の宣言に触れ、この師匠の願いに生涯を懸けて応え抜くことをわが誓願とし、その誓いを込めて署名に臨みたいと呼び掛けた。
続いて、全参加者が署名簿に署名し終わるや、場内は総立ちの大拍手に包まれ、深き決意と歓喜の喝采が、しばし鳴りやまなかった。ここに創価学会は、世界教団として、広宣流布の大誓願へ新たな飛翔を開始した。
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署名式に先立ち、教師・准教師の任命式が行われた。
会憲第13条で、教師・准教師は「儀式行事を執行し、会員を指導し、世界広宣流布を推進する任に当たる模範のリーダー」とされ、「信仰経験、人格、識見、指導力、教学力ともに優れた会員」の中から会長が任命する、と定められている。