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『100万回 言えばよかった』佐藤健“直木”を殺した犯人は?まだ「2つのナゾ」が残ってる

高萩陽平
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 1月からスタートしたドラマは3月に入り、どの作品もクライマックスに突入。それぞれに怒涛の展開を見せています。中でも『100万回 言えばよかった』(TBS系、金曜夜10時~)はまだまだ明らかになっていない謎が多く、どのようなラストを迎えるのか予測不可能。残りの話がとても楽しみなドラマの一つと言って良いでしょう。
『100万回 言えばよかった』

画像:TBS『100万回 言えばよかった』公式サイトより

 全10話の放送が予定されており、あと2話を残すのみとなった本作ですが、ここで一度明かされていない注目すべき謎を整理したいと思います。 ※以下、8話までのネタバレを含みます。

誰が直木(佐藤健)を殺したのか

 本作の一番の注目ポイントは“誰が鳥野直木(佐藤健)を殺したのか”です。8話では田中希也(永島敬三)が練炭自殺を図った車内から、直木を殺害したと思われる剪定バサミが見つかりました。表面的には罪の意識にたえられなくなった希也が自殺した、と言えそうですが、そんなわかりやすい筋道だとは考えにくい。  そもそも、希也は死ぬ前に池澤英介(荒川良々)と会っており、自殺したのかも疑わしい。やはり、何かと闇が深そうな英介が直木殺しの最有力候補ですが、それはそれでわかりやすすぎる気もします
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 また、「犯人を主要キャストから導き出す」という下品かつ邪道な推理をすると武藤千代(神野三鈴)も怪しい。しかし、ここに来て「千代が犯人でした」という展開もさすがに安直です。

直木の弟・拓海が何らかの鍵を握っている?

 怪しい登場人物を外すといよいよ候補がいなくなります。ただ、これまで姿を現してはいないものの、キーマンになりそうな存在が他にもいます。それは直木の8つ下の弟である拓海です。拓海は難病を抱えており、幼少期に直木から数回にわたる骨髄移植を受けています。直木とは兄弟というだけでなく、病気に関する何らかの接点が伺える謎大きき存在。そもそも、今現在どこにいるのかさえわかりませんが、残りの話に絡んでくることはほぼ確実です。実は直木自身の人間関係のいざこざが、殺人の要因になったのかもしれません。
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もう一つの謎は?
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