※以下の記事ではレースの結果バレがあります。結果を知りたくない人はお読みにならないようにしてください。
こんにちは。僕はごく最近まで「ポイ活」というのは手持ちのモノをポイポイ処分すること(=つまりいわゆる断捨離)だと思ってました。まさか「ポイント活動」のことだったとは……。僕が芸能人をあまり知らず、流行り言葉に疎いのも、深夜アニメと5時に夢中くらいしかテレビを見ないせいか?
それはさておき
今年のF1マイアミGPが終了した。決勝のスタート時刻が日本時間では月曜朝5時。以前なら夜ふかしからそのまま起きていたか、根性でスタート前に起きて生中継で見ていたのだが、すっかり早起きが苦手になった現在ではそんなことをする気力もなく、月曜の9時ごろに起きてからアーカイブでレースを見た。これぞ自由業の醍醐味(6日は仕事休みの人も多かったけど)。目が覚めてから顔を洗い、朝食の準備をしてパソコンの前に座るまで一切の情報を目にしないのがポイント。そうすれば生中継感覚でレースを楽しめる。
さてここからが結果バレになるので要注意。
レースはマクラーレンに乗るランド・ノリスの初優勝で幕を閉じた。実力的にはいつ勝ってもおかしくないと評価されていたノリスの遅すぎた初優勝は、チーム関係者や観客、そしてライバルからもたくさんの祝福を受けていて、見ていて気持ちのいいものだった。何より本人がメチャクチャ喜んでいたのが微笑ましい。
ノリスのチームメイト、オスカー・ピアストリはカルロス・サインツとの接触の影響により下位に沈み、レース終盤にはダニエル・リカルドと15位あたりを争っていた。そしたらチームからの無線で「今はランドがレースリーダーなんだから、セーフティカーが出るようなマネはするなよ」と釘を刺されていたのはちょっと笑ったし、同時にちょっとかわいそうだった。
レース終了後、表彰台前の控室にはノリス、マックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレールの3名がいて、そこにあるモニターにはレースのリプレー映像が映し出されていた。で、僕のリスニングに間違いなければ、マグヌッセンがサージェントに突っ込んだクラッシュを見ながら、ルクレールが「待て待て」と言っていたのも興味深い。リプレーなんだからすでに過去の映像なのに、突っ込もうとしているマグヌッセンに「待て」というのは変な話だけど気持ちは分かる。こういう感覚は仏語が母語のルクレールも日本人と同じなんだなあ、と。
ベッテルの引退により、特にご贔屓のレーサーがいない現在は、ある意味純粋にレース中継を楽しめる。とはいえノリスはインタビューとか見ていると好感の持てるタイプなので、優勝できてよかったねと思う。でも、ジョージ・ラッセルの育ちがよさそうでいて、意外と腹黒そうなパーソナリティも悪くない。
やっぱりモーターレーシングは面白いな。